三次元点群ビューワ「Mierre」(ミエール)」が、令和4年(2022年)4月20日にNETIS(新技術情報提供システム)へ新規登録されましたのでお知らせいたします。
本技術は、三次元点群データから地形・地物の可視化を行い、斜面防災調査等を支援するシステムです。
【NETIS登録番号】 CB-220002-A
【技術名称】 三次元点群ビューワ「Mierre」(ミエール)
↓登録内容の詳細についてはこちら(NETIS
ホームページ)
https://www.netis.mlit.go.jp/netis/pubsearch/details?regNo=CB-220002%20
あけましておめでとうございます。新しい年がはじまりました。
昨年は”簡易MMS”やSLAM式レーザシステムの活用ソフト等の開発に注力しました。
”簡易MMS”については、第43回測量調査技術発表会や日韓空間情報フォーラムで発表する機会をいただき、多くの方に知っていただく機会になりました。今後は機材レンタルや技術提供、実証実験などを通して広く普及させていきたいと思います。
さて、今年の抱負ですが、簡易MMSやSLAM式レーザを活用しDXや自動運転に関するサービス拡大を目指したいと思います。
また、Mierreをより多くの方に使っていただき、点群処理技術の普及を後押しします。チュートリアルやマニュアルの公開、サーベイアカデミー等を活用した講習、大学等の教育機関への技術提供を頑張りたいと思います。
今年1回めのMierreの更新を行いました。これまでのソフトは期限が2022年4月になっておりますので、既に申し込み済みの方はダウンロードをよろしくお願いします。また、久しぶりに利用する(パスワードが切れている)方や新規で申し込みの方は、mierre@nnk.co.jpまでお問合せください。
あけましておめでとうございます。
昨年度はサーベイアカデミーの教材として、また国土地理院さんや自治体などの担当者がlas形式の点群を閲覧する際に利用していただきました。また、車載レーザやSLAM式レーザのユーザにも多く提供することができ、実りのある1年になりました。
本年も沢山使っていただけるよう、いろいろとアイデアを出していきたいと思っています。
さて、Mierreの更新を行い、2022年4月まで期限を延長したソフトを公開しています。新しいものに差し替えてください。
お手元の点群データをWEB経由で主題図にするサービスです。
・災害発生後に取得したドローンレーザデータから判読用の画像が作成したい。
・道路斜面の防災点検で傾斜区分図が成果になっている。
・航空レーザ測量の業務でフィルタリングミスをしていないか点検をしたい。
・建物形状などをベクトル化したいが点群は扱いにくい
など、航空レーザ測量や数値地形データを扱うなかで、重要な可視化をお手伝いするのが本サービスの目的です。
中日本航空(株)が20年以上かけて培った技術のなかで、Mierreの可視化や特許技術(地形起伏図)を気軽にご利用していただくためにWEBサービスにしました。是非ともご利用ください。
開発した簡易MMSは走行中に点群が自動的に生成されるため、ドライブㇾ―コーダー感覚で公道の点群データが取得できます。
実証実験として、毎日の通勤や遠方への出張の際にもセンサーを動かしていると、ものすごく沢山の点群データがたまり、数か月もすれば10テラバイト以上の点群となりました。使用したVLP-16レーザスキャナー(毎秒30万発)1台でこの状況ですので、その100倍、1000倍ものデータを想定すべきと考えています。
”点群データ”の群れが、どんなに多くなっても、必要なデータを1クリックで選択し、点群データの閲覧を30秒以内に達成する、
そんな目的を達成する新たなプラットフォームの開発に取り掛かります。それが、 LIDAR BOX(仮称) です。
[必要な機能]
・データの登録(追加や削除、データの移動)が容易であること
・データ収集状況を閲覧できること
同じルートを計測したデータも、隣接するデータも入り混じります
・迅速にデータを引き出せる
・高度利用できる
点群ビューワー”Mierre(ミエール)”の開発をしました。誰でも簡単に三次元データを利用できるようしたいと思います。