1)可視化

点群に含まれる情報(反射強度、標高、RGBカラーなど)で点に色をつけます。

2)動画作成

取得データをレビューしたり、顧客と打ち合わせをするのに動画は大変便利です。

鳥の視線で空から俯瞰する動画を、数個のkeyフレーム設定で作成することができます。

また、計測時の軌跡を使用すると車載映像のような動画を再現することができます。

3)トリム(邪魔なものを隠す)

見たいものを覆い隠すビルや電線を非表示にします。

4)強調表示

点群の色付けや補間陰影表現により、視覚的に見やすくします。

上段:通常の点群。背面データ削除(エッジ強調)、補間陰影表示

下段:強調した標高段彩図(高さ10cmで繰り返す赤~青のカラーテーブル)で道路の不陸を確認できます。

5)断面表示

物の高さや幅を正確に把握するため、断面を見ることが多いです。

どこでも好きな場所をクリックするだけで点群断面が確認できます。

また、断面を3次元的に回転することもできます。

 

6)データ分類、削除

計測したままのデータには人、車、ノイズが入っています。

データを分類して、必要なデータだけを抽出する必要があります。Mierreはマニュアルの編集機能があります。

7)作図

上段:反射強度表示にした点群から道路標示を図化します。Mierreは点群をスナップしていますので三次元図化が可能です。

下段:電柱の断面形状を図化します。”@"キーの後、電柱をクリックすると円形近似してポリゴン及び直径が表示されます。

8)二時期比較

2時期のデータを横並びで確認したり、差分表示することができます。

9)道路巡視に役立つ可視化技術

取得した三次元データから主題図を作成し、抽出作業に利用します。

わだち掘れ

反射強度画像(レーンや道路標示のカスレ)

建築限界を侵す地物の抽出